たった一人のために贈る歌のギフト

ディスコグラフィー

君の痛みの理由(2004年)

リストカットをする中学3年生のゆなちゃんとのネット上での出会いで、はじめて一人のために曲をプレゼントした作品。記念すべきソングレター1曲目。翌日から彼女の日記が明るく変わっていったことに大きな勇気をもらう。他のリストカットの女の子たちからも「私のために作られたような曲です」と今までで一番多くの反響が寄せられ、「一人のために曲を贈るシンガーソングライターになろう」と決意するに至る。

僕が生まれた時のこと(2005年)

福岡県のある小学校の性教育の授業で「命の大切さ」を伝えるための曲として依頼を受けて作曲。1回の授業のための曲が、のちの代表曲となる。2009年にYouTubeで公開したところ、プレジデント社からCD付の絵本として書籍化され、動画は2019年9月現在で418万回視聴され、フジテレビ『百識王』でも「泣ける歌」として紹介される。2分の1成人式など、小学校の行事でも多く合唱されている。

声を嗄らして/はじまりの場所(2006年)

居酒屋てっぺんのドキュメンタリーDVD『夢力(ゆめぢから)』主題歌として作曲。サポートしてくれてる後輩が福島正伸さんの「夢・実践会」に参加し「安達充を世に出したい!」とプレゼンしたことによって実現した、事実上の初仕事。そこからのご縁で、翌年に『見果てぬ夢と宝物』という曲が居酒屋甲子園CD『ありがとう』にも収録される。

あの日の君と僕にそっと伝えたいこと(2007年)

感動プロデューサー平野秀典さんの「この本1冊を曲にしてください」という依頼で生まれた曲。東京、名古屋、福岡、広島と全国公演に同行する中で「共演型」というスタイルが確立していく。広島での出会いから初のアコースティックCDも誕生し、平野さんの『感動力(サンマーク文庫)』という本でも活動が紹介される。その後、平野さんとはサントリーホールを始め多くのステージで共演。

第二の誕生日/命もそれを望んでる(2008年)

一人の人生をライブにする「ライブ人生脚本」で腰塚勇人さん、杉浦貴之さんとコラボ。お二人ともその後「奇跡体験アンビリーバボー」に出演したり、本を出版されたりと、大活躍されています。

おねえちゃんでよかった~即興作曲~(2009年)

5周年ライブ、ソングレターライブでは「ライブ人生脚本」の他にも「即興作曲コーナー」が一つの目玉に。一般の方をステージ上に上げて手紙を朗読してもらい、その後曲を歌うというスタイルが好評を博しここから完全即興のライブも増えていく。また、この時の即興作曲の動画が翌年、『引き出しの中のラブレター』のキャンペーンへとつながっていく。

引き出しの中のラブレターDVDキャンペーン(2010年)

「引き出しの中にしまった大切な想いを、ラジオの電波に乗せて届けませんか?」というメッセージ性を持った常盤貴子さん主演映画『引き出しの中のラブレター』。そのDVD発売記念で「ツイッターに寄せられた140文字の想いを安達充が曲にする」という企画が実現。映画の映像にあわせてその楽曲をお聴きいただけます。

一緒に帰ろう/第二の故郷(2011年)

東日本大震災で被災された双葉町の方々の想いを直接ヒアリングして作った曲。ホテルリステル猪苗代で実施されたコンサートは半年間続き、NHK「ニュースウォッチ9」でも放送されて、大きな反響がありました。

世界で一番素敵な言葉(2012年)

氏名から使命をひもとく「名前のことだま®」の世界観に共鳴し、名前についての講座・セミナーを始める。そこで伝えたいメッセージを音楽で表現した曲です。小学校や中学校の授業で使われたり、卒業式や2分の1成人式で合唱されることも多く、学校での出張演奏の依頼も多いです。Keikoさんがカバーしたこの曲は、フジテレビ『おじゃMAP!!』の挿入歌に1度使われ全国にこの曲が届く結果となりました。

西武そごう母の日キャンペーンソング(2013年)

西武・そごうの母の日キャンペーンとして「お母さんへのありがとうの手紙」に曲をつけるという企画で生まれた曲です。全国24店舗で楽曲が流れ話題となりました。

流れるままに(2014年)

10周年記念(アーティストフォーラム2014)にて自分自身の人生のテーマソングとして作曲しました。2007年に『Song Letter for You』というバラード調のテーマソングを作っていますが、こちらはアップテンポの曲となりました。個人的には「流れるままに 運ばれて生きろ 自分で描く世界より その先が見たい」の2行が特に気に入っています。流れているけれど、決して流されているわけじゃない。そんな自分の矜持を込めたテーマソング、これからも歌い続けていきたいと思います。

もうひとりの自分/Heart to Heart(2015年)

この年は「協会」のテーマソングを作ることが多かったです。日本セルフパートナーズ協会の『もうひとりの自分』、NPO法人いのちの教育ネットワークの『Heart to Heart』いずれも思い出深い作品です。

お名前50音ソングレター(2016)

氏名から使命をひもとく「名前のことだま®」の世界を、セミオーダーで贈れるCDギフトにするために50音すべての曲を作曲しました。(正確には全46曲)日本語1音1音が持つ深い意味を歌詞の中に折り込み、かつ音楽的な曲調で表現しています。構想から数年がかりでようやく形に出来た渾身の作品です。

ちょいガチ®カラオケ部のテーマソング/やさしさの記憶(2017)

2013年から開催してきた「ちょいガチ®カラオケ部」のテーマソングとして作曲。またこの年に始まった「ちょいガチ®発達部」のテーマソングとして『やさしさの記憶』も作曲しました。

Holy Bird (2018)

がんサバイバーでシングルマザーの女性の依頼で作った曲です。ホノルルマラソンを完走した彼女が次に描いた夢である「人前で自分のオリジナルソングを歌いたい」を実現するために作曲しました。作曲後、2回人前で披露することができたものの、彼女は旅立ってしまいました。ただ、一緒にホノルルマラソンを走った仲間たちがその後「彼女の想いを歌い継ごう」と合唱をし、その音源をCD化しようというプロジェクトが動き出しました。自分自身の活動を顧みる機会となり、そこから15周年記念「手紙を無料で曲にする」キャンペーンへとつながっていきました。