2024年12月24日
作詞 作曲/安達充
戦争時代のことを 羨んだことがあった
「その日その日を懸命に生きて 充実してたはず」と
不自由なんてないけど どこか満たされなくて
贅沢すぎると叱られても その意味がわからずに
積み重ねてきたものを すべて崩された日から
夢も理想も何もなくて 今を生きるだけでも…
100年先の双葉へと 想いを馳せてみよう
鳥のさえずり 人々の声 自然と生きる暮らし
100年先を創るため 私に出来ることは
心の中に残る景色を 未来へ伝えること
何にもなかった街が 変わってゆくのを見てた
日ごと日ごとに活気づいてく そのことが嬉しくて
引き換えにしてたものの 重さも理解しないで
こんな暮らしが ずっと続いてく 簡単に信じてた
どのような過去の人も 皆一線になって
同じ痛みを分かち合って 平等につながれた…
過去を失い 傷を負って 本当の絆を知る
やっとわかった 豊かさの意味 受け継ぎたい経験
未来のことを 託すままが 私の生きる証
心の中で 夢は描ける 未来は創れるから
100年先の双葉へと 何が残せるだろう?
一人一人が考えを持つ 未来への橋を架ける
100年先を創るため 私に出来ることは
心の中に描く景色を 未来へつなげること
~お父さんお母さんへ10のありがとう~
誰にでもあった、本当の物語
かつて子どもだったすべての大人と、
その子どもたちへ贈る思わず涙が出る
9分34秒の歌の手紙(ソングレター)
[作]安達充(あだち・みつる)[絵]えかきえみ
2011年04月18日発売
1,650円(税込)