2024年12月24日
手紙/平野秀典さん 作詞・作曲/安達充
秋晴れの空を見上げると いつも思い出すことがある
君は その日 運動会の リレーの選手に選ばれて
自信いっぱい 誇らしげに 2位のバトンを受け取って
見事 前の選手を抜いて 1位でゴールを駆け抜けた
父はそれが うれしくて
顔(かお)が笑顔で はちきれそうで
よろこぶ君と ハイタッチした その音は
秋晴れの空に 吸い込まれていった
父にとっても 記念すべき日でありました
会社を辞めて 自分の会社を始めた日
父の決意を 背中を そして行動を
これから君に 見せ続けていくと決めた
あの日君が父に 最高の笑顔をくれたように
たくさんの人に幸せと 感動を届けていきます
あの日から何年 経っても変わらない気持ちを
秋晴れの空を 見上げて 思い出す今日
~お父さんお母さんへ10のありがとう~
誰にでもあった、本当の物語
かつて子どもだったすべての大人と、
その子どもたちへ贈る思わず涙が出る
9分34秒の歌の手紙(ソングレター)
[作]安達充(あだち・みつる)[絵]えかきえみ
2011年04月18日発売
1,650円(税込)