手紙/小澤勝也さん 作詞・作曲/安達充
26で会社に入り 必死にやってきた
知識も経験もないまま 肩書を背負って
負けないよう舐められぬよう ケンカ腰でなって
すべてが空回りして 一人でもがいてた
10年経った“あの日”から すべて変わり出した
コピー機の前で 涙ながらに謝った
「どうしていいかわからない」「どうか助けてほしい」
弱い自分ダメな自分を さらけ出したあの日
一人で抱えずに 助けを求めたら
目の前には 素晴らしい仲間がいた
二代目になると自分で決めて生まれてきました
戦い敗れてたどり着いた 「愛」と「信頼」で生きる道
どんなときでも 目の前の人の 幸せを祈る
目指す「愛の経営」は これからもずっと 続いてゆく
家にいても会社にいても 厳しかったあなた
父であり社長でもある 背中を追いかけて
「こうすべき」「こうあるべき」と 自分をしばりつけ
どこかで自分の人生を 外へと委ねてた
自分を抑えて 期待に応えなくても
会社を継いで 幸せになれるはず
あなたの子どもに生まれて来れて本当によかった
最後の言葉を聴いた後に 「感謝」だけが残った
自分のことも相手のことも大切にし合うこと
あなたが築いた礎を これからもずっと 繋いでゆく
いつも明るく いつも軽く
いつも楽しく いつも涼やかに
いつもさわやかに いつも朗らかに
人の幸せを 心から祈る
二代目になると自分で決めて生まれてきました
何があってもすべてのことを 「愛」と「信頼」で受け入れる
自分も相手も みんながぜんぶ 幸せになるように
目指す「愛の経営」は いつまでもずっと 弥栄(いやさか)に
~お父さんお母さんへ10のありがとう~
誰にでもあった、本当の物語
かつて子どもだったすべての大人と、
その子どもたちへ贈る思わず涙が出る
9分34秒の歌の手紙(ソングレター)
[作]安達充(あだち・みつる)[絵]えかきえみ
2011年04月18日発売
1,650円(税込)